父が67歳で車をやめた話。

また起きましたね、高齢者の交通事故。

ほんと、運転をやめさせようとする家族の目を盗んで運転しちゃうって、ほんと、なんなんやろう。

 

が、関西にいた時はそんなに気にならなかったんですが、今住んでいるところは高齢者の運転している車がびっくりするほど多いんです。

そして実際、時々変な運転します。

最近経験したのは、

前を走るもみじマークのスピードが止まるんちゃうかっていうくらい落ちて、「なになに?」と思ったら、左に車線変更。

青信号の横断歩道を子供と歩こうとしたら、右折して、突っ込んできそうになるおばあちゃんの運転する車。

車がすれ違うのはギリギリの道で堂々とど真ん中を走ってくるおじいちゃんの車。

怪しいなと思って、脇道に寄せて停まったら、そのままど真ん中を走って行ってしまいました。

そしてスピードも遅いから後ろに車が5台程…。

パッと思い浮かぶのはこんなとこでしょうか。

 

ちなみに私の父は車をやめました。

本当は65歳でやめると言っていたのですが、ちょっとのびて、67歳でやめました。

母は65歳でやめない父に不安を抱いていたようでした。

「運転が前より荒くなった。」

「駐車場に止めるときの切り返しの回数が間違いなく増えた。」

みたいなことをよく言っていました。

「せっかくここまで大きな事故も起こさず来れたのに、今事故を起こして人生を台無しにしてほしくない。」

「孫もたくさんできて、せっかくの楽しい老後を失いたくない。」

とも言っていました。

そんな父でしたが、67歳で車を手放しました。

 

ある日、母から電話がかかってきました。

「〇〇ちゃん(私の幼馴染)のお母さんの名前ってなんだっけ?」

なぜ、急に?と思いましたが、要するにこういうことでした。

父が、家の駐車場に車を停める際、となりの車(〇〇ちゃんのお母さんの車)にこつんとやっちゃった。

すぐに謝りに行って、修理すると言ったが、もう傷だらけだやから気にしないでと言われた。

でも、申し訳ないから何かお詫びの品を送ろうと思うから、名前教えて。と。

 

なるほど。

とうとうやっちゃたね、お父さん、です。

が、ここからの父の行動はとても早かったそうで、コツンとやった次の日には車を売ることにして、動き出したそうです。

 

お父さんに話を聞くと、ヤクルトさんのバイクが停まってて、そっちに気がいって、隣の車にコツンとやっちゃった、と。

私の知ってるお父さんは、そんなうっかりな運転をする人ではなかったんですが、やっぱり歳ですね、残念ながら。

今はバスと電車、たまにタクシーにお世話になっているようです。

買い物はほとんどコープの個配に頼っているようです。

歩いて5分くらいのところにコープもあります。

なので、不便はないようです。

 

よかったです、本当に、思い切ってやめてくれて。

しかもぶつけた車が〇〇ちゃんのお母さんでよかった。

いやいや、よかったってことはないか、でも、変な人の車にぶつけるとややこしいから、相手がいい人でよかった。

 

さて、私は今37歳。

お父さんが車をやめた歳まであと30年。

お、結構あるな…。

ちなみに今のところ免許はゴールドです。