人前で泣いてしまった話

長男は現在月に1回ずつOT(作業療法)とST(言語療法)を受けています。

40分ほど先生と向き合って座って、課題をこなします。

この訓練の間、次男は保育園に一時預かりで預かってもらっています。

昨日はその保育園で園長先生に思いがけない言葉をかけてもらい、涙してしまいました。

 

我が家は昨年の3月に引っ越すまで、私の実家に車で20分程度のところに住んでいました。

なので、長男の訓練やら通院やらがあるときは次男は実家に預かってもらっていました。

今思えば本当にありがたく恵まれた環境だったと思います。

引っ越してからは、保育園に一時預かりで預けるようになりました。

近所にある2つの保育園に登録してありました。

 

異変が起きたのはその年の秋ごろでした。

長男の園での行事に参加するため、次男を預けようといつも通り保育園に電話すると、2つともに断られてしまいました。

まぁそういうこともあるか、とまだ登録していない保育園にも電話をしてみました。

が、断られ続け、6つの保育園に断われてしまいました。

結局、7つ目に電話をかけた保育園で、「1つだけ枠空いてますよ」と言ってもらい、何とか預けることができました。

 

この時、私たちの住んでいる地域で何が起こっていたか。

そうです。待機児童がどんどん増えていっていたのです。

年度初めは待機児童0だったはずが、年度途中から、一時預かりの枠を使ってお仕事を始める親御さんが増えていったのです。

なので、早い段階で、予約枠を1ヵ月、2ヵ月単位で取られてしまうのです!!!!

これには参りました。

長男の訓練の日程は1ヵ月前に決まるので、早めに予約することもできず、結果、次男を保育園に預けることができず、旦那さんに一時的に帰ってきてもらったり、訓練を見ずに廊下で次男と待ったりすることもありました。

どうしても預けなくてはいけない遠足や行事の時は離れた保育園に預けに行ったり、旦那さんに遠足に行ってもらったりもしました(旦那さんが長男と一緒に遠足に行きたかったという理由もありますが)。

そんなこんなで何とか一年乗り切って、今年度から、また普通に預けられるようになり、ほっとしていました。

 

が、昨日、次男を迎えに行くと、園長先生から言われてしまいました。

「そろそろまた一時預かり枠がいっぱいになってきました。」と。

「そうですか…。」

あー、またあの電話して断られまくる日々が始まるのか…。

と思っていたら園長先生が、

「でも、保育士とも相談して、次男君は基本的にはお預かりすることにしたので、電話予約する際にまず名前を言ってくださいね。言わないと、そのまま断ってしまうかもしれないので。」

とおっしゃって下さいました!!!!!!

お母さんのリフレッシュとかはだめだけど、いつも理由が理由だから預かることにしました。とのことでした。

この言葉に、涙が出てしまいました。

 

去年、全く知らない土地に引っ越してきて、頼れる人がいない状況で、保育園に「断られ続ける」という状況に陥った時、本当に、本当に私は落ち込みました。

あーーここには頼れる大人がいないんだ、と思うと、地元に帰りたくて帰りたくて声を上げて泣いたこともありました。

それでもなんとか旦那さんに助けてもらって1年やってきて、昨日、園長先生に声をかけてもらって、うれしくてうれしくて涙が出てしまいました。

「去年、本当に大変だったんです。だから、本当に本当にうれしいです。ありがとうございます。」

とお礼を言って帰ってきました。

旦那さんに報告すると、旦那さんもとても喜んでいました。

 

一時預かりを利用して働くお母さんたちが悪いわけでもなく、誰を恨むわけでもないんですが、「断られる」って嫌ですね。

旦那さん以外の「頼れる人がいない」というのも本当に嫌です。

でもその分、「大丈夫、助けてあげるよ」と言ってもらえると、めちゃくちゃうれしいもんなんですね。

なので、今回の事で、私は「できるだけ断らない、頼れる人になろう」と思いました。

園長先生、保育士さん本当にありがとう。

 

ちなみに、念のため書いておきますが、次男を預かるにあたって、保育園側は法を犯すわけではありません。

今住んでいる地域では、国の定めている保育士配置の最低基準で

「1,2歳児では6人につき保育士1人」としているところを

「1歳児では3人につき保育士1人(園児数はおおむね)」を実践しています。

なので、次男を預かれるという事です。

素晴らしいです。

本当にありがたいです。

あぁ、また思い出して泣きそうです。